愛宕(あたご)神社
1609年(慶長14年)創立。古町通り2番町にある有形文化財です。京都の愛宕神社から分霊されたもので、本殿は一間社流造で建築時期は1700年代前半と考えられています。
新潟市内有数の古さで、後世の増改築がほとんどないのも特徴です。また、本殿正面の縁側には、1663年(寛文3年)と銘打ってある、木造の高麗(こま)犬が置かれています。防火の神として信仰されている愛宕神社は、地元の人からは「愛宕さま」と呼ばれ、親しまれています。

白山神社
江戸時代の初め1633年(寛永10年)、長岡藩が白山神社の神体を観音像に収めて本地仏にしたそうです。また同じ江戸期に、境内に新潟町の商人が蔵を建てたことも有名で、神社の境内は、白山掘りがわきを流れ、お米や物資の運搬、積み出しにたいへんにぎわっていたそうです。幕末になって、新潟町が幕領となると、神社の裏手に緊急備蓄米の倉庫、備荒蔵が作られ、政治の要所としても活躍しました。
 また現在でも市民が心待ちにしている白山神社の祭礼では前日の宵から、現古町通1〜4番町の神明町や境内に提灯の明かりが灯り、参詣に訪れる人も多く、夜遅くまでの宴とともに盛り上がったそうです。
 日本最初の公園の一つと言われる白山公園を散策する人も多く、神社は人々の憩いの場、文化施設密集地にある歴史建造物として、新潟市のシンボルマークの一つになっています。

大山祇神社
新潟市古町通3番町、沿道の月極駐車場の一角に小さな祠があります。
通りがかった人が手を合わせる姿も見られ、祭神は古事記大山津見神、木花咲耶姫神、大物主大神です。古事記や日本書紀に出てくる、あの神様たちでしょうか。

船江大神宮
古町通一番町、路地の奥に導かれて歩いていくと、「神明宮」「神明様」と呼ばれているこの社がある。1655年の明暦年間以後、船江神社と神明宮が同じ境内に建ち、やがて「船江大新神宮」と呼ばれるようになり、1858年安政5年に、二社が合祀されました。
境内には松尾芭蕉ゆかりの句碑「浮身塚」があり、越後入りした芭蕉が宿が見つからずたいへんだったことが詠まれています。
 また、1812年文化9年神官の子として生まれた、行田魁庵は、京都にて画を学び帰郷し。神職のかたわら続けた画の製作で、「新潟入船之図」を残しており、1976年に有形文化財にも指定されています。

妙覚寺
古町通3番町にある、日蓮宗のお寺です。
新潟はお寺が多いのですが、上古町では唯一ここだけ。
商店街のイベントなどでもお世話になっています。商店街の集まりや節分会の豆まき、境内で演奏会などなど。ちなみに現本堂は明治28年の建造です。


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